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私が2001年にこの事業を引き継いだ時に、ハイドロプルーフはOEM商品として数種類の製品を製造、販売をスタートいたしました。
製造委託していたので製品については殆ど無知状態で何故の連続でした。コンクリートが壊れて行く。石像が溶けて行く。
思ってもいなかったことでした。しかし好奇心と想像力はその何故に向けられ、薬品会社の技術担当者に無茶な質問を繰り返し今思えば、とても恥ずかしいことを連発していたようでした。
無我夢中だった十余年間、３種類から始めた製品もある程度の限界を感じ、現場に即した製品を開発、さらに施工における工法の確立、数十種類の製品と複合工法を開発してきました。
しかしながら資本体系が変わり、代表の職務を退くことになってしまいました。現在開発中の材料や、試験施工中の現場の継続確認のためにも、新たな会社で新たな製品名と工法名で進めることを決意致しました。
新天地押上スカイツリーのふもとに移りまして、製品開発の原点に戻りハイドロ・スカイとしてスタート致しました。以前より注入工事などに使用された材料や複合剤に改良を加え、より使いやすくなってきました。個人的にも対応してきました東南アジアでのインフラ整備に、使用される運びとなってきました。経過報告や施工状況はウエブサイトやダイジェスト版でご報告いたします。
製品開発技術担当 三枝 康朗
